井上円了「哲学する心」の軌跡とこれから
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円
「日本の人文学の父と呼んでもよいのではないかと思っています」
──竹村牧男(東洋大学43代学長)
かつて「三田の理財、早稲田の政治、白山の哲学」と並び称された東洋大学。その創立者・井上円了は、61年の生涯で成し遂げた功績に対し、一般からの知名度が決して高いとはいえない状況にあります。
そこで、2019年に没後100周年を迎えることをきっかけに、井上円了を、日本の近代化に貢献し、現代にも大きな影響を残している歴史上の「偉人」としてあらためて認識するための、決定版入門書が登場しました。
従来の学術的業績をまとめた冊子や教科書的な制作物とは異なり、誰でも楽しく読めるようにするため、『水木しげる漫画大全集』所収の長編作品「不思議庵主 井上円了」83ページを完全再録。
カラーページでは井上円了ゆかりの地や品々をたっぷりと紹介し、井上円了の多角的な実像に迫る対談および書き下ろし論考も収録するなど、興味深い読み物も満載です。
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